🍼 Age-based baby guide
生後5週目:多くの赤ちゃんが、それぞれの個性を持った“小さな人”らしく感じられてくる時期です。起きて静かに過ごす時間が少し長くなり、足のキックが力強くなり、本物の笑顔やクーイング(あー・うーの声)が出始め、「抱っこしてほしい」「おっぱい/ミルクがほしい」「気分転換したい」といった気持ちを、これまでよりはっきりしたサインで伝えてくれることも増えてきます。
Key points
Quick scan- 生後5週ごろになると、多くの赤ちゃんは短い時間ですがぱっちり目を覚まして、落ち着いて周りを見回したり、あなたの声に耳を傾けたり、産まれてすぐの頃よりも整理された動きで腕や脚を動かしたりするようになります。
- この時期も授乳の回数はまだ多いままですが、赤ちゃんが以前より素早く乳首をくわえ、より一定のリズムで吸っては飲み込み、ときどき授乳の途中でふと顔を上げて、まるで「大丈夫?」と確認するかのようにお世話をする人の顔をじっと見る、と感じる保護者もいます。
- 睡眠は引き続き昼夜問わず短い眠りがたくさん積み重なる形になりやすく、1日全体の睡眠時間も赤ちゃんによって幅が大きいため、しばらくの間は夜間の睡眠が細切れのままでもよくあることです。
- おしっこのおむつは以前より重く感じられることが多く、やわらかい便もよくみられます。医療者は、授乳の様子や機嫌とあわせておむつの状態をチェックし、赤ちゃん全体の調子をみる一つの手がかりとすることがよくあります。
- 多くの赤ちゃんが、顔をじっと見つめる、簡単な表情をまねる、話しかけたり歌ったりすると「あー」「ぐー」のような小さな声を出す、といった初期の社会的なスキルを見せ始めます。
- もし、赤ちゃんの授乳、呼吸、肌の色、おむつの様子、反応のしかたなどが心配なときは、遠慮せず助産師、保健師、小児科医、またはお住まいの地域の救急サービスに相談することが勧められています。
授乳
Guide- 生後5週の頃には、多くの赤ちゃんはまだ昼夜ともによく授乳をします。眠りからもぞもぞ動き始める、乳首を探すように顔を動かす(ルーティング)、自分の手を吸うといった、早めの空腹サインが見えたらおっぱいや哺乳びんを差し出す「赤ちゃんのサインに合わせた授乳」は、赤ちゃんのお腹の小ささや成長の早さに、無理なく合いやすいとされています。
- この頃になると、授乳が少しスムーズになってきた、と感じる保護者もいます。赤ちゃんが自分にとって楽な体勢に落ち着き、吸う・飲み込むのリズムがより一定になり、お腹が満たされるにつれて、握っていたこぶしや肩の力がふっと抜けてくる、といった様子がみられることがあります。
- おしっこでしっかり濡れたおむつが定期的にあること、うんちの頻度や状態の変化、そして助産師・保健師・小児科医による定期的な体重測定などを組み合わせて、授乳の状況を全体として捉えることがよく行われます。
睡眠
Guide- 生後5週ごろ、多くの赤ちゃんは24時間のうち多くの時間を眠って過ごしますが、その睡眠は短い眠りの繰り返しになっているのが普通で、どのくらい眠るかは赤ちゃんによってかなり差があります。
- より安全な睡眠をサポートするために、赤ちゃんは大人と同じ部屋の、まわりが片付いて平らな寝床にあお向けに寝かせ、枕・掛け布団・おもちゃなどが赤ちゃんの顔にかからないようにすることが勧められることが多いです。
- 中には、日中の昼寝のときは普通の明るさと生活音のある環境にし、夜は静かで照明を落とし、刺激を少なめにしたお世話をすることで、少しずつ昼と夜の違いをやさしく伝えていく家庭もあります。ただし、この時期はまだ厳密なスケジュールや長い連続睡眠を求めずに過ごすのが一般的です。
おしっことうんち
Guide- この時期になると、多くの赤ちゃんはおしっこで濡れたおむつややわらかいうんちのパターンが、ある程度安定してきます。うんちはマスタード色(からし色)、茶色、少し緑がかっているなどさまざまで、音を立てて「ブリッ」と出たり、うんちのときにぐっと顔に力を入れた「いきみ顔」になるのもとても一般的です。
- うんちを1日に何度もする赤ちゃんもいれば、回数が少ない赤ちゃんもいます。保護者は、だんだんと自分の赤ちゃんのいつものリズムに慣れていき、そのパターンが変わったときには比較的早く気づけることが多いです。
- おしっこやうんちのおむつが急にとても少なくなったり、極端に白っぽいうんちや血が混じったうんちなど、気になる変化が見られたりした場合は、助産師、保健師、小児科医、または地域の救急サービスに連絡してください。
学び・発達
Guide- 生後5週ごろの赤ちゃんは、さかんに初期のコミュニケーションを練習しています。短い落ち着いた時間には、あなたの顔をじっと見つめたり、口の動きを観察したり、その様子に応じて小さな声や表情を返したりするかもしれません。
- 赤ちゃんが起きていてごきげんなタイミングに、1日に数回、数分ずつでよいので、簡単な歌を歌ったり、やさしいわらべうたをくり返したり、あなたの頭や白黒などコントラストの強いおもちゃをゆっくり左右に動かして、目で追いかけてもらったりしてみてもよいでしょう。赤ちゃんが目線をそらしたり疲れた様子を見せたら切り上げます。
- 必ず大人がそばで見守りながら、胸の上、ひざの上、またはしっかりした平らな面の上で短時間うつぶせにする「うつぶせ遊び」は、赤ちゃんが自分の体の感覚を確かめたり、頭を持ち上げて左右に向ける練習をしたり、後に寝返りやおすわりのときに使う首や肩の力を育てるのに役立ちます。
Sources
- NHS – 新生児のケア(0〜12週)
- NHS – 赤ちゃんの睡眠パターン
- HealthyChildren.org(AAP)– 発達の節目:1か月
- HealthyChildren.org(AAP)– 情緒的・社会的発達:出生〜3か月
- Wirral Community NHS – 0〜3か月の赤ちゃんの睡眠
This content is general information only and is not medical advice. If you are worried about your baby, contact your midwife, health visitor, paediatrician, or local emergency service.